【日本の】高知で初日の出を見た【夜明け】

【日本の】高知で初日の出を見た【夜明け】

12月31日夜21時。

キバは高知県の沖合、桂浜公園の駐車場に車を止めて車内で調理をしていました。

作っているのはスーパーで買った年越しそば。電気コンロをポータブルバッテリー「SUAOKI G500」に繋げ、出汁と蕎麦を温めていました。

ぐつぐつ沸騰させる程の火力は出せませんが、熱いお湯を作るくらいは出来ます。寒い車内で身を震わせながら、少しずつ温かくなっていく年越し蕎麦を見つめていました。

蕎麦の蒸気と外との温度差が結露となって窓を濡らし、窓に付けていたアルミシェードが何度かずれ落ちました。

外れたサンシェードを窓に付け直し、スーパーで一緒に買っていた日本酒、「司牡丹 日本を今一度せんたくいたし申候」を一口飲みました。

このお酒は高知の英雄、坂本龍馬の言葉を由来にしている日本酒です。

高知と言えば坂本龍馬。坂本龍馬と言えば「日本の夜明け」。

そうです、キバは高知に初日の出を見に来たのです

日の出の名所桂浜

高知の観光地としても有名な桂浜。

高知県浦戸市に位置し、太平洋を望むこの海岸は日の出の名所としても有名で、高台に建立されている坂本龍馬像と共に、多くの方々が日の出を見にやってきます。

桂浜公園には有料の駐車場があるのですが、元旦は無料で開放されており、沢山の車が前夜からここに集まり夜明けまで日の出を待ち過ごしております。

駐車場にはトイレも設置されており、各種飲料の自動販売機もありますので、車中泊には中々適している環境となっております。

車中泊以外ですと日の出頃にはほぼ満車になりますので、当日早朝参加の方も早めの場所取りが必要です。

キバも前日20時には桂浜公園駐車場に到着し、端っこで海岸に近い場所に車を止め、窓にアルミシェードを貼って外から見えないようにし、ランタンを灯しながらのんびりお蕎麦を作ったり携帯をいじったりしていました。

翌朝は7時が日の出時間らしいので、22時頃には灯りを消して床に就きました。

そこから一眠りしたのですが、外の喧騒で目を覚ましました。若い人達が集団で何かをお祝いしている声が聞こえます。どうやら、2019年を迎えたようです。

改めて眠りに入ります。普段と違う環境なので何度か目を覚ましましたが、それでも朝6時まで断続的に眠っていると、また外が少し騒がしくなってまいりました。

どうやら、みんなが日の出を見るために移動を始めたようです。キバも起き上がり、簡単に身支度を整えて外に出ました。

外は大分明るくなっており、沢山の人が海岸に向かって歩いています。キバも日の出を見るために海岸へと向かいました。

駐車場から海岸に行くには、2メートルくらいの網のフェンスを乗り越えれば近道です。

でも、結構高いし網の向こうには段差もあって女性なんかは「無理!無理ー!」とか言ってるんですよ。

まぁここはライザップで鍛えたキバですからね。いっちょかるーく乗り越えて新年一発スマートな所見せましょうかね、って話ですよ。

 

ーーーーーーフェンスを乗り越えた個所はカットーーーーーーーー

 

とまぁこんな感じで悪戦苦闘しながらフェンスを乗り越えたキバですが、海岸には既に多くの方が集まっておりました。

キバもなんとか日の出が見えてまだ人があまり来ていないポイントをゲットし、そこで日の出を見るためにスタンバイしました。

けどキバのスタンバった所は波打ち際ギリギリのポジションなので、たまに波で足が濡れそうになるんですよ。

波の動きに注意を払いながら少しずつ明るくなる海平線に目を向けていると、

桂浜から見る初日の出

海の向こうから、鮮やかなオレンジ色の陽光が差し込んできました。

周りからは歓声が上がり、新年を祝う声があちこちから聞こえてまいりました。

「・・・日本の夜明けぜよ」

前日飲んだ酒がまだ残っていたのか、坂本龍馬の言葉を頭に浮かべながら日の出を眺めるキバでした。

そのまま暫く日の出を見ていましたが、目的を果たしたら長居は無用。踵を返して帰り道を進み、ふと振り返るとまだ上ったばかりの初日の出と、それをバックに新年を祝う人たちが目に留まりました。

どこの誰かは分かりませんが、中々美しい光景でした。

 

とまぁこんな感じで、今年も思い出に残る新年を迎える事が出来ました。

車に戻るとまた電気コンロに火をつけ、朝食であるお蕎麦を作りました。

今度は天ぷらそばです。日の出を待って冷えた体に温かいお蕎麦が有難いです。

のんびりお蕎麦を平らげ、さあ帰るかと車を発進させると、日の出が見終わった方々の渋滞ラッシュに完全に巻き込まれ、暫く駐車場の中で待ちぼうけ状態のキバでした。

桂浜公園駐車場は出口入口が少なく、車はバンバン入ってきます。用が終わると素早く離れた方がスムーズに行動できるかもしれません。

以上、新春初日の出レポでした!

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