【ギャンブル】還元率という考え方【投資】

【ギャンブル】還元率という考え方【投資】

どーもキバです。

今回は投資とギャンブルの違いと、「還元率」という考え方について書いてまいります。

還元率とは

還元率というのは、自分が出したお金に対し、どれだけのリターンが見込めるかという値です。

一般的にギャンブルと呼ばれるパチンコや競馬・競輪・競艇、更に宝くじやtotoの還元率は以下の通りです。

見てみると、宝くじとtotoの還元率の悪さが目立ちます。

還元率50%をざっくり表現すると、

胴元A「俺とじゃんけんして、買ったら100円あげる」

胴元A「ただし、俺とじゃんけんするには勝負代として100円払ってね」

という勝負に挑んでいるのと同じことです。

(相手は確実に100円を得る。自分が100円得られる可能性は2分の1)

全然平等じゃないですよね?

もっとも、勝負自体の勝つ確率を上げてリターンの期待値を増やす方法もあります。

例えばこの胴元はある癖があり、その癖が出た時は99%グーを出すとか、そんな発見があれば期待値はまた変わってきます。

もっとも、宝くじは癖も何もない運勝負なので、そういった事も殆ど見込めないのですが。

 

それを考えるとパチンコは85%と高い還元率を誇っております。

今までの出た球の傾向や設定を分析する事により、更にリターンの期待値を高める事もできます。

世の中、パチンコを「あんなの絶対儲けられない時間の無駄」と批判する人は多いのですが、

そんなこと言いながら宝くじを買っている人が大勢います。実はそっちの方がずっと分の悪い賭けなんですが(キバはどっちもやっていませんが)

 

更に言うと、利益に対する税金というのも種類によって変わってまいります。

上の表のように宝くじやtotoは非課税なのですが、競馬・競輪・競艇などの公営競技は50万円以上の利益を得た場合、確定申告をして納税をする義務が発生します。

そして50万円以上の利益の内、得られた利益の約20%を税金として国へと治めなければなりません。

こうして考えていくと、競馬・競輪・競艇での自分の手元に利益として帰ってくるお金の期待値は宝くじやtotoと大して変わらなくなってまいります。

パチンコも厳密には確定申告して税金を納めないといけないのですが、パチンコは利益を証明する事が難しいので確定申告していないケースも多々あり、問題になる事も少ないです。

パチプロになってテレビに出ているレベルの人になれば、確定申告は行っているようですが。

ともかく、実はこうした面でもパチンコが意外と有益な投資案件であるという可能性を示唆しています。

金額以外のリターンについて

ここまでは金額のリターンについて書いてまいりましたが、世の中金額の還元率だけで良い商材なのか悪い商材なのかが決まるわけではありません。

例えば、ラーメン屋さんで1,000円のラーメン定食を頼んだとします。

でも、実はその定食の原価(麺やスープの材料費)は350円だったとします。

だったらその定食の還元率は35%最悪じゃん、という事になるわけではありません。

そのラーメン屋さんの運営費(家賃や人件費)に手間暇(何時間もかけての下ごしらえ)、更に店主のラーメン作りのスキルと、それに対する満足感にもお金を払っているのです。

要は、例え1,000円無くなったとしても、それ以上の満足感や自分で調理する場合の時間の削減が図れたのならその出費は大成功という事です。

それで言えば宝くじだってパチンコだって競馬だって、そこで働く人達の人件費や運営費、更に効率よく販売するためのシステム整備など、多額のお金を拠出しております。それを買ったりその空間に行くことで満足感を得る事だってできます。

だったらそれでいいじゃん、宝くじが還元率が悪いって言っても1億円当たるかもっていう夢が買えるんだから、パチンコだって大当たりの時のアドレナリン最高だもん、還元率とか別に細かい事いいじゃんって言えば、確かにそれはそれで良いのだと思います。

ただ、そこにギャンブルと投資の違いが表れてくるのだとキバは感じます。

ギャンブルと投資の違い

個人的には、投資家は金額のリターンを追い求める人、ギャンブラーはスリルや満足感を追い求める人なんだと思っています。

上のように、投資家はまず自分へのリターン、期待値を考えます。

各種投資案件の還元率はどうか、少しでも勝率を上げられないか、今までのデータはどうなっているか、もし利益が出た場合の税金はどうなるのか、最終的に自分の手元にどのくらい返ってくるのか、それらを考える人が投資家です。

それに対し、スリルや夢を追うタイプがギャンブラーです。

例え分の悪い賭けでも、一発逆転の夢、億万長者の夢、人生を変える一世一代の勝負とそれに伴う最高のスリル、それらを追い求め資金を捻出するのがギャンブラーです。

ただし、投資家にもスリルを楽しむ時があります。自分の予想が本当に当たっているのか、それはその時になってみないと分かりません。

ギャンブラーでも勝率を上げるために知恵を巡らし窮地でも逆転の一手を見つけ、勝利していく人もいます。

投資家だから破滅しないわけでも、ギャンブラーだから成功しないわけでもありません。

ただ、私は投資家でありたいと願っております。

何故お金を投資に回すのか、何故数ある投資案件の中でそこに投資したのか、何故株式投資を行うのか、それらを説明でき、自分自身が納得出来る投資をこれからも続けたいと思っております。

結論

難しい事を書きましたが、要は

「え?君株買ってんの?? 株って宝くじと一緒じゃんw」

って言われるとオメー還元率とかリターンの期待値とか考えて宝くじ買ってんのか?って思ったのがきっかけです。

ただ世の中には宝くじのキャリーオーバーとか諸々を計算し「何億円以上買った場合に投資額が返ってくる期待値は100%を超える」という結論を出し資金を集め実際に利益を叩き出した方もいますし、

逆に「良く分からんけどこの株沢山買う」って買って儲けたり損したりする方もいます。

世の中色々な方がいますが、そんな中でも自分はちゃんと考えて分析して行動を決めるようにしたいなーって思ってるキバです。

それと、キバは今年になって150万くらい利益をふっ飛ばしていますが、これはキバの見通しが甘いだけであって、幾ら投資家マインドを気にしてても、肝心の実力が無ければどーにもならないという事です。

要は、マインドよりも結果を出せる実力が一番大事という事です(身も蓋もない)。

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